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{{wikipedia|全然}}
'''[[全]] [[然]]'''(ぜんぜん)
#(古)[[まったく|全く]]、[[すべて]]、[[まるっきり]]。
#::一体生徒が'''全然'''悪るいです。([[w:夏目漱石|夏目漱石]]『[[w:坊っちゃん|坊っちゃん]]』)
#::この[[老婆]]の[[生死]]が、'''全然'''、[[自分]]の[[意志]]に[[支配]]されていると云う事を[[意識]]した。([[w:芥川龍之介|芥川龍之介]]『[[w:羅生門|羅生門]]』)
#:その上、我々の収入の性質が実業家の収入などとは、'''全然'''違つてゐる。([[w:菊池寛]] 『差押へられる話』)
# (後に[[否定]]的な表現を伴い){{おくりがな2|全|すべ|て|すべて}}の点で。{{おくりがな2|全|まった|く|まったく}}。一つ残らず。
#::この犯人の当てっこをやって私が驚いたのは、日本の作家の作品には、このゲームに適する作品が'''全然'''ないということだった。([[w:坂口安吾|坂口安吾]] 『私の探偵小説』)
#::自分は或る對象を、思考とか言語などをもつて、順序立てて取扱ふことが'''全然'''出來なくなつてしまつたのです。([[w:堀辰雄|堀辰雄]] 『春日遲々』)
#(肯定表現で)[[非常]]に。
#::その上、我々の収入の性質が実業家の収入などとは、'''全然'''違つてゐる。([[w:菊池寛|菊池寛]] 『差押へられる話』)
#:{{usage}}:現在の日本語用法では、違和感のある用法とされる。
#:{{usage}}:不存在を表す「ない」や、動詞・形容詞の打ち消しのほか、「違う」「別だ」「逆だ」「反対だ」などの非同一性を表す語や、「だめだ」などの語を修飾する。
#(肯定表現で)[[非常]]に。十分に。
#:{{usage}}:現在の日本語では、違和感のある用法とされる。またこの語法は、相手の意見や懸念、あるいは一般的な通念に対し、反駁する文脈で用いられることが多い。
#::[[アプレゲール]]は'''全然'''エライよ。([[w:坂口安吾|坂口安吾]] 『安吾巷談 田園ハレム』)
#::「大丈夫?」「'''全然'''平気だよ」
 
#::「あんまりおいしくないけどよかったらどうぞ」「'''全然'''おいしいじゃない。'''全然'''いけるよ」
==== 類義語 ====
* {{おくりがな2|全|まった|く|まったく}}
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* [[ほとんど]]・・[[ない]]
----
 
=={{kor}}==
[[Category:{{kor}}|전연]]