試験片 (しけんへん)
- (材料科学, 工学) 材料の性質を試験するために、特別に造られたり実機から切り出したりして用意される、比較的小さな形をしたその材料の物体。試片。
- 2013年、植松敬三「粉体工学を基としたセラミックス製造科学の基盤構築」[1]
- 各欠陥周囲には欠陥の位置とサイズに従って応力が発生する。それらの中で最大の応力を発生させる傷が破壊源となりその試験片の強度を決める。
- 2021年、舟本三恵ほか「溶着樹脂界面の結晶構造・ひずみ分布解析」[2]
- 本計測においては、溶着界面近傍の計測部位が 2 mm 角の棒状となるよう試験片を作製した。
- ↑ 植松 敬三, 粉体工学を基としたセラミックス製造科学の基盤構築, 粉砕, 2013, 56 巻, p. 31-37, 公開日 2018/10/03, Online ISSN 2432-2075, Print ISSN 0429-9051, https://doi.org/10.24611/micromeritics.2013007 CC BY 2.1 JP公開
- ↑ 舟本 三恵, 岸田 佳大, 石井 裕基, 米山 弘亮, 梅本 和彦, 谷垣 健志, 溶着樹脂界面の結晶構造・ひずみ分布解析, SPring-8/SACLA利用研究成果集, 2021, 9 巻, 6 号, p. 480-485, 公開日 2021/10/29, Online ISSN 2187-6886, https://doi.org/10.18957/rr.9.6.480 CC BY 4.0公開