ウィクショナリー日本語版

Wiktionary:ウィクショナリーは何でないか

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ウィクショナリーはオンライン辞書であり、そのオンライン辞書を作成するプロジェクトです。ウィクショナリーは何でないかを以下に示します。

  1. ウィキペディアの簡易版。
    ウィクショナリーは表題のごく短い説明（一行や数行）のみの項目を収める場所ではありません。インターフェイスや運営方針こそ同じですが、ウィキペディアは百科事典で、ウィクショナリーは辞書であり、内容や記述形式において両者は全く異なるものと考えていただいた方が混乱しなくてすむと思います。
    大雑把に言うと、ウィキペディア（百科事典）は物事自体が持つ様々な側面を説明することを志向し、何と呼ばれるかは重要ではあるものの二次的な要素です。ウィクショナリー（辞書）は言葉自体や文字・記号の使われ方を説明することを志向し、何と呼ばれるか（どんな言葉や文字が当てられるか）は根幹となる基礎的要素です。
    例で言えば、「犬」の動物としての側面（生態、形態、人間との関わり）を特に知りたい人のためのものが前者で、「犬」という言葉の使われ方を特に知りたい人のためのものが後者です。前者であれば、表題が「犬」でも「dog」でも書かれるべき内容はあまり変わりませんが、後者であれば、表題が「犬」であるか「dog」であるかによって書かれるべき内容が変わります。
  2. 紙の辞書
    ウィクショナリーは紙の辞書ではありません。したがって、ウィクショナリーは事実上、大きさの限界を全く持たず、リンクを含むことができ、よりタイムリーであることができるなどの特徴を持ちます。また、このことは、紙に書くときの書く適切なスタイルと長さがここでは適切でないかもしれないことを意味します。
  3. どんなものであれ、個人的な情報の投稿場所。
  4. 個人のウェブサイト。
  5. リンク集。
  6. 掲示板やディスカッション・フォーラム。
  7. ウェブログ。
  8. 歌詞や詩の全文の投稿先。
    ウィクショナリーは歌詞集や詩集ではありません。引用は日本の著作権法が定める公正な引用の範疇に関する限りでのみ可能です。

辞書以外のものを作りたいときは以下のような姉妹プロジェクトがありますので、そちらへの参加をご一考ください。

  1. 普通の百科事典 - ウィキペディアをご覧ください。
  2. 引用句集 - ウィキクォートをご覧下さい。
  3. 教科書 - ウィキブックスをご覧下さい。
  4. 旅行ガイド - ウィキボヤージュをご覧下さい。
  5. 生物の学名と分類 - ウィキスピーシーズをご覧下さい。
  6. 外部で作成されたパブリックドメイン文書の収容、たとえばソースコード、歴史的文書、手紙、法律、本や詩集の全文の保存場所。- ウィキソースをご覧下さい。
  7. 教育的なメディアファイルの収容、たとえば画像、動画、音声、PDFなどの文書ファイルの保存場所。- ウィキメディアコモンズをご覧下さい。

関連項目

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