rĩĩtwa
キクユ語
編集異表記・別形
編集語源
編集Hinde (1904) は英語 name に対応するキクユ語「ジョゴウィニ方言」(Jogowini dialect)の訳語として ritoa を記録している[2]。なお、これに対応するカンバ語「ウル方言」(Ulu dialect; マチャコスから海岸部にかけての方言)は sietua 、カンバ語「ンガニャワ方言」(Nganyawa dialect; キツイ地区の方言)は dzītwa とされている[2]。
- IPA: /ɾeːtoa/
- 〔キアンブ方言〕湯川 (1981) では rĩĩtũa として gĩcicio、icungwa、njege、kĩohe などと共に「移動型」のアクセントとされている[3]が、湯川 (1985) では「移動型」は mũthũ、mũcibi、ikabũ、njata、mũthee、mahũa、ithanwa、kang'aurũ、mwatũka、ndarathini〈果物の一種〉、Gĩgĩkũyũ などと同じ「高高型」に再分類されている[4]。
名詞
編集脚注
編集- ↑ "rĩĩtwa" in Benson, T.G. (1964). Kikuyu-English dictionary, p. 203. Oxford: Clarendon Press.
- ↑ 2.0 2.1 Hinde, Hildegarde (1904). Vocabularies of the Kamba and Kikuyu languages of East Africa, pp. 42–43. Cambridge: Cambridge University Press.
- ↑ 湯川恭敏 (1981).「キクユ語名詞アクセント試論――リムル方言について――」 『アジア・アフリカ言語文化研究』22, 75-123.
- ↑ 4.0 4.1 湯川恭敏 (1985).「キクユ語名詞アクセント再論」 『アジア・アフリカ言語文化研究』29, 190-231.