thaburia
キクユ語
編集異表記・別形
編集語源
編集- IPA: /ðàβúɾiǎꜜ/
- Benson (1964) では声調クラスの分類は「クラス10」で、他に同クラスの3音節語幹語には gĩting'ũri、ndigithũ、kĩĩgunyĩ などがある。
- 〔キアンブ方言〕IPA: /ðàβúɾiáꜜ/
- 〔カベテ方言〕Kagaya (1981:7,9) によると孤立形は [ðàβúɾiá] であるが、後ろに nĩ がある場合は [ðàβúɾià né] または [ðàβúɾiá né]、前に nĩ がある場合は [né ðàβúɾiá]、前に ti がある場合は [tí ðáβùɾià](< [tí ðáꜜβúɾiá])となるなど、前後に他の語が存在するか、存在する場合はどのような種類の語であるかによってアクセントの変動が見られる[3]。
- 〔リムル方言〕湯川 (1981) では mũthũ、mũcibi、mũkebe、gĩkabũ(複数: ikabũ)、njata、gĩthii、mũthee、ihũa(複数: mahũa)、gĩcanũri、ndigithũ、ithanwa、kang'aurũ、mwatũka、kĩĩruru、mwĩthũa、mũũhau(複数: mĩĩhau)、ndarathini〈果物の一種〉、Gĩgĩkũyũ などと同じアクセントの型に分類されている[4]。
名詞
編集thaburia クラス9/10(複数: thaburia)
参照
編集脚注
編集- ↑ "thaburia" in Benson, T.G. (1964). Kikuyu-English dictionary, p. 486. Oxford: Clarendon Press.
- ↑ Mugane, John M. (2015). The Story of Swahili, p. 55. Athens, Ohio: Ohio University Press.
- ↑ Kagaya, Ryohei (1981). "An Analysis of Tonal Classification of Noun in the Kabete Dialect of Kikuyu." In Journal of Asian and African Studies, No. 22.
- ↑ 湯川, 恭敏「キクユ語名詞アクセント試論――リムル方言について――」『アジア・アフリカ言語文化研究』第22巻、1981年、 75-123頁。