「さしでる」 + 接尾辞「がまし」
さしでがましい【差(し)出がましい】
- 身の程知らずだ。おこがましい。厚かましい。(相手に対して何かするときに謙遜の意味で)僭越である。
- 誠に差出がましく恐入りますが、しばらく御清聴を煩わしまする。(泉鏡花『湯女の魂』1900年)
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
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推量・意志 |
さしでがましかろう |
未然形 + う
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否定形 |
さしでがましくない |
連用形 + ない
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過去・完了 |
さしでがましかった |
連用形 + た
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言い切り |
さしでがましい |
終止形のみ
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名詞化 |
さしでがましいこと |
連体形 + こと
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仮定条件 |
さしでがましければ |
仮定形 + ば
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様態 |
さしでがましそうだ |
語幹 + そうだ
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