- (東京式) なみだぶくろ [nàmídábúꜜkùrò] (中高型 – [4])
- IPA(?): [na̠mʲida̠bɯ̟ᵝkɯ̟ᵝɾo̞]
- (京阪式) なみだぶくろ
なみだぶくろ【涙袋】
- (解剖学) 人の体において涙がたまっていると考えられていた袋。
- 即ち、王は何か極めて不慮な出来事に出会つてその驚愕の余りに、肺と肝との位置が転倒して、その上日夜間断なく泣き暮して居たが為に、肝の下に位する涙袋なるものが枯れてしまつたのである。(牧野信一『闘戦勝仏』)〔1920年〕
- (俗語) 人の顔における目の下のふくらみ。涙堂。