トーク:可能性

最新のコメント:5 年前 | トピック:関連項目 | 投稿者:Ryota7906

⚠無作為に編集しないでください。

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蓋然性と可能性との差異に関して概説します。

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蓋然性(がいぜんせい、: Probability)とは、可能性下位語で、である可能性(公算、見込み)のこと。

「可能性」との差異

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「蓋然性」は数量及び真実性を意識した概念であるが、それを含有する「可能性」には数量及び真実性の概念を含まない。[1]

よく使われる「可能性が高い」「可能性はゼロではない」「無限の可能性」という表現は間違っていて、「蓋然性が高い」「蓋然性が乏しい」「蓋然性がない」などという方が正しい。[2]

例えば、明日宇宙が終焉する可能性はあるが、蓋然性はない。

故に「可能性」は起こり得るか、否かという概念である。

「確率」との違い

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確率」は本来、数学的に定式化できるもののことを指す。

例えば、「サイコロで偶数の目がでる確率は50%」という表現は使われるが、「蓋然性」という言葉は使わない。

逆に、「竹やぶで2億円を拾う蓋然性はない」という表現は正しいが、「確率」という言葉は適切ではない。数学的に定式化できないからである。

通常は数学的に定式化できるかできないかを意識したりはしないので、確率と蓋然性は区別されずに使われることが多い。

脚注

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出典

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  1. 帝塚山大学名誉教授・伊原吉之助氏 可能性と蓋然性の混同 21世紀日本アジア協会
  2. 伊藤真 憲法問題: なぜいま改憲なのか PHP研究所

関連項目

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--言語学 (トーク) 2017年10月7日 (土) 10:57 (UTC)返信

先の本文編集の前にこちらのトークページを見落としていました。申し訳ありません。
さて上記ご意見を読んでの私の見解ですが、言わんとするところが理解できないわけではなく、「蓋然性」と「可能性」の厳密な区別くらいはご指摘の前から知っています(私の編集で1.の語義としてある通りです)が、ウィクショナリーは哲学事典ではなく言語を取り扱う辞典です。辞典においては現実に行われている日常的な言葉の用法を反映した記述的態度によって定義・用例等を掲載していくべきであり、過度に規範的になるべきではありません。どうしても規範的でありたいのであれば(哲学における用法)などと分野を限定して記述することで日常語としての用法との整合性を図るべきではないかと考えます。--Ryota7906 (トーク) 2017年10月8日 (日) 10:03 (UTC)返信
いまさらですが「無作為」というのは偶然に任せるといったような意味で、冒頭部の「無作為に編集」というのは明らかに正確な言い回しではないように思われますが、「可能性」の意味にここまでこだわる方が「無作為」の用法には無頓着というのはよく分かりかねるところです。--Ryota7906 (トーク) 2019年5月17日 (金) 22:35 (UTC)返信
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