概念

槪念 も参照。

日本語

この単語の漢字
概	念
がい 常用漢字	ねん 第四学年
音読み

語源

哲学用語として、ラテン語 conceptio、ドイツ語 Begriff の訳語として、明治初期に作られた。

発音

• (東京式) が​いねん [gáꜜìnèǹ] (頭高型 – [1])
• IPA^(?): [ɡa̠inẽ̞ɴ]

名詞

概念 (がいねん)

1. 言語表現におけるおおよその内容。認識した内容の大まかな、もしくは本質的な表現。ある程度の社会的共通性が認められる（低レベルではあっても客観性がある）場合に概念という語が用いられる。また、個々の語の実質的な意味内容。
2. 認識の枠組。類概念。
   • 文学という概念からはずれる。
3. (哲学) 事物の本質をとらえる思考の形式。捨象、抽象化というプロセスを経る。（カント哲学では先天的概念の存在も認める。）

関連語

• 観念、概念化

翻訳

• 英語: concept ^(en)
• 朝鮮語: 개념 ^(ko) (gaenyeom)
• ドイツ語: Begriff ^(de)
• フランス語: concept ^(fr)
• ベトナム語: khái niệm ^(vi)

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中国語

発音

• 標準中国語

  ピンイン: gàiniàn

  注音符号: ㄍㄞˋ　ㄋㄧㄢˋ

  IPA(?): /kaɪ̯⁵¹⁻⁵³ njɛn⁵¹/

• 広東語: koi³nim⁶
• 閩南語: khài-liām

名詞

概 念

1. （日本語に同じ）