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連語 編集

呼びやる(よびにやる)

  1. (来させる対象を目的語にして)誰かを遣わし呼んさせる
    • クリストフは医者を迎えなかった。心配な容態だとは思っていなかった。それに、医者を呼びにやる召使もいなかった。(ロマン・ローラン「ジャン・クリストフ」)〔豊島与志雄訳1920年〕[1]
    • 主人はすぐに人を走らせて、近くに技を売っている、松木蘭袋と云う医者を呼びにやった。(芥川龍之介「或敵打の話」)〔1920年〕[2]

翻訳 編集

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  1. 青空文庫(2008年1月27日作成)(底本:「ジャン・クリストフ(四)」岩波文庫、岩波書店、1986年9月16日改版第1刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/001093/files/42599_29606.html 2020年6月15日参照。
  2. 青空文庫(1999年1月12日公開、2017年6月4日修正)(底本:「芥川龍之介全集3」ちくま文庫、筑摩書房、1996年4月1日第8刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/73_15158.html 2020年6月15日参照。