グル も参照。

日本語

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動詞: 来る

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くるる】

  1. 話し手のいる場所、あるいは話し手の意識・視点が置かれる場所に、近づく
    1. 動作主が話し手と異なる場合)話し手のいる場所に到着する。話し手に近づく。
      • バスがた。
      • 私のところへなさい。
    2. (動作主が話し手と同一の場合)話し手のいる場所に訪れる。また過去あるいは現在訪れている。
      • この映画館は三年前にたことがある。
      • 死ぬまでにもう一度この場所にたい。
      • 私がいまているのは国会議事堂前です。
    3. (九州方言)話し手が聞き手のいる場所に近づく。
      • 今からくるね。(=今から行くね)
  2. 話し手と共に移動する。一緒に行く。
  3. 物が話し手に届く
    • 頼んでおいた品物がやっとた。
    • 彼から返事ない。
  4. 意見、感想、要望、依頼、抗議、批判などがよせられる。
    • いろんな話がくるけどいまのところ全部断ってる。
  5. 設備などが開通する。
  6. 季節時期段階いたる。なる。
    • 春がた。
    • 時間がましたので始めたいと思います。
    • 経営はずっと苦しいが、ここへて人手不足が追い打ちをかけている。
  7. …に由来する。…が原因となっている(「~からくる」の形)。
    • ラテン語からた単語
    • 寝不足からくる体調不良
  8. 何らかのやりかたで話し手に働きかける。
    • その手でたか。
    • 料理なら何でもこいだ。(=どんな要望にも対応できる能力や自信がある、の意)
  9. 過度な負荷や疾患などにより身体などに影響が及ぶ。
    • 目にくる。肩や腰にくる。神経にくる。精神的にくる
  10. 感情や直観などが起こる。働く。
    • ぴんとくる。じんとくる。ぐっとくる。頭にくる
  11. いい流れになる。
    • そう、いいよ。てるよてるよ。
  12. 状態になる。そのような事情である。
    • この表現のほうがぴったりくる
    • ここまでくると手の施しようがない。
    • 加害者は逃走、目撃者もほぼいないとた。
    • 安くてうまいうえに、親父も愛想がいいとている。
  13. (「ときたら」「ときては」「とくると」などの形で)物事を取り立てていう。の場合は。について言うと。となると。
    • 卓球とては彼にはかなわない。
    • 息子とたらいつもゲームで遊んでばかりだ。
  14. (補助動詞、<動作・変化を表す動詞の連用形-て->に接続する)
    1. 話し手のいる場所に近づく。
      • 人が歩いてくる
      • 石が飛んでた。
    2. 動作主がその場を離れ、別の場所ヘ向かう。また別の場所で動作をする。のちにもとの場所に戻ることを含意することが多い。
      • 行ってます。(必ずしも戻ってくることを含意しない)
      • (愛媛の方言)帰ってうわい。いんでうわい。帰ってます。(ただ「帰る」ことであり、「戻ってくる」という意味ではない)
      • 相談してくる
      • 様子を見てて。
    3. 動作主が移動の途中または直前に動作をして、そののちに特定の場所に向かって移動する。
      • おみやげをたくさん買ってたよ。
      • 財布を忘れてた。
    4. 終点ヘ向かって状態が変化する。また変化し始める。
      • 赤くなってくる
      • 雨が降ってた。
      • 具体的な使い方は製品ごとに違ってますので取扱説明書をご参照下さい。
    5. (普通「きた」の形で)動作主が基準の時点まで動作を継続または反復する。
      • これまで三十年間社長にお仕えしてました。
    6. 話し手などに対して行為を行う。
      • 向こうから挨拶してた。
      • 申し込んでた人が十人いた。
      • 変なおじさんがさわってくる
      • 今日の公演は昨日までと演出を変えてた。

活用

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語源

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古典日本語

複合語

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類義語

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対義語

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翻訳

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話し手に近づく。

動詞:繰る

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くるる】

  1. たぐる
    • 糸を繰る
  2. 順に送る。
  3. 順にめくっていく。
    • カレンダーを繰る
  4. ばらばらになるようにする。
    • カードを繰る
  5. (古語)やりくりする。

活用

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動詞:刳る

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くる【る】

  1. 刃物で回しながら穴を開ける。くり抜く。

活用

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同音異義語

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くる


古典日本語

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動詞

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くるる】

  1. 」の連体形