- (東京式) ひっこみじあん [hìkkómíjíꜜàǹ] (中高型 – [5])
- IPA(?): [çik̚ko̞mʲiʑiã̠ɴ]
- (京阪式) ひっこみじあん
引っ込み思案(ひっこみじあん)
- 人前に出て、物事を積極的に行う勇気がないこと。
- まずこうした両国川開きの情景からこの拙作短篇は始められていたのであるが、その晩珍しく内気で引っ込み思案の小糸が清水(きよみず)の舞台から飛び下りた積りで晴れがましくも圓朝とただ二人、花火見物の屋根船と洒落込んだ。(正岡容『小説 圓朝』昭和癸未)
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
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推量・意志 |
引っ込み思案だろう |
未然形 + う
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過去・完了 |
引っ込み思案だった |
連用形 + た
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否定形 |
引っ込み思案でない |
連用形 + ない
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自動詞化 |
引っ込み思案になる |
連用形 + なる
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言い切り |
引っ込み思案だ |
終止形のみ
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名詞化 |
引っ込み思案なこと |
連体形 + こと
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仮定条件 |
引っ込み思案ならば |
仮定形 + ば
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様態 |
引っ込み思案そうだ |
語幹 + そうだ
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