日本語

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名詞

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(びくに)

  1. 出家した女性の仏教徒あま尼僧
  2. 中世の尼の姿をして諸国を巡り歩いた一種の芸人。勧進比丘尼、絵解き比丘尼。
    後に堕落し、語義3の由来ともなる。転じて近世には、屁負い比丘尼、科負い比丘尼 の語源となった。
    • 絵解きが元となつて勧進が現れ、更に変つてかうした勧進比丘尼となつたことがる。そして勧進比丘尼はつひに遊女の如き生活をするものに堕ちた。(折口信夫 『お伽草子の一考察』)
  3. 江戸時代、尼僧姿をした下級の売春婦、私娼。
    • あなたをお呼びしたのは、伊右衛門殿のことだが、あれは見かけによらない道楽者で、博奕打ちの仲間へ入って、博奕は打つ、赤坂の勘兵衛長屋の比丘尼狂いはする、そのうえ、このごろは、その比丘尼うけだして、夜も昼も入り浸ってると云うことだが(田中貢太郎四谷怪談』)

語源

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関連語

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中国語

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名詞

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(bǐqiūní)

  1. 尼僧