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比丘尼
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フリー百科事典
ウィキペディア
に 「
比丘尼
」の記事があります。
目次
1
日本語
1.1
名詞
1.1.1
語源
1.1.2
関連語
2
中国語
2.1
名詞
日本語
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名詞
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比
丘
尼
(びくに)
出家
した女性の
仏教徒
。
尼
(
あま
)
、
尼僧
。
比丘尼
が
木魚
の音を聞き分けるごとく、椽の下からでも音さえたしかであればすぐ禿頭だなと
出所
を
鑑定
する事が出来る。(
夏目漱石
『
吾輩は猫である
』)
中世の尼の姿をして諸国を巡り歩いた一種の芸人。勧進比丘尼、絵解き比丘尼。
後に
堕落
し、語義3の
由来
ともなる。転じて
近世
には、屁負い比丘尼、科負い比丘尼 の
語源
となった。
絵解きが元となつて
勧進
聖
が現れ、更に変つてかうした勧進
比丘尼
となつたことが
訣
る。そして勧進
比丘尼
はつひに
遊女
の如き生活をするものに堕ちた。(
折口信夫
『お伽草子の一考察』)
江戸時代、尼僧姿をした下級の
売春婦
、私娼。
あなたをお呼びしたのは、伊右衛門殿のことだが、あれは見かけによらない
道楽
者で、
博奕
打ちの仲間へ入って、博奕は打つ、赤坂の勘兵衛長屋の
比丘尼
狂いはする、そのうえ、このごろは、その
比丘尼
を
うけだして
、夜も昼も入り浸ってると云うことだが(
田中貢太郎
『
四谷怪談
』)
語源
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サンスクリット
bhikşuņīより
関連語
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比丘
、
優婆塞
、
優婆夷
、
尼僧
、
尼
派生語:
屁負い比丘尼
、
科負い比丘尼
(
とがおいびくに
)
、
熟語:
絵解き比丘尼
、
勧進比丘尼
、
八百比丘尼
(wp)
、
比丘尼御所
(wp)
、
中国語
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名詞
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比
丘
尼
(bǐqiūní)
尼僧
。