秀逸

日本語

名詞

秀 逸（しゅういつ）

1. 他のものに比べて、ひときわ優れていること。
   • それから、もう一つの秀逸は、雄大な真夏のスロープの彼方に、かなたこなたと眺めわたされる丘々。という叙景の部分。（宮本 百合子 『獄中への手紙 : 一九四〇年（昭和十五年）』）〔1940年〕

関連語

• 類義語: 傑出、屈指、抜群

翻訳

• 英語: excellence ^(en)

形容動詞

秀 逸（しゅういつ）

1. 他のものに比べて、ひときわ優れているさま。
   • そんな時世粧である。庶民の皮肉には、時に秀逸なものがあった。（吉川 英治 『私本太平記 : 私本太平記』）〔1959年 - 1962年〕

活用

活用と結合例

秀逸-だ 形容動詞活用表（日本語の活用）

ダ活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	仮定形	命令形
秀逸	だろ	だっ で に	だ	な	なら	(無し)

各活用形の基礎的な結合例

意味	語形	結合
推量・意志	秀逸だろう	未然形 + う
過去・完了	秀逸だった	連用形 + た
否定形	秀逸でない	連用形 + ない
自動詞化	秀逸になる	連用形 + なる
言い切り	秀逸だ	終止形のみ
名詞化	秀逸なこと	連体形 + こと
仮定条件	秀逸ならば	仮定形 + ば
様態	秀逸そうだ	語幹 + そうだ

翻訳

• 英語: excellent ^(en)