日本語

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名詞

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かんきゅう

  1. ゆるいことときついこと。うごきがおそいこととはやいこと。
    • 政事は大小軽重の弁を失ふべからず。緩急先後の序を誤るべからず(重職心得箇条、18-19世紀)
    • その頃よく宵の口に、時をきめてかどを地唄を流して来る六十余りのお爺さんがあった。それが大変うまく、緩急をつけて、なかなかちょっと誰にでもはやれない地唄の中の許し物を嗄れた渋い声で唄って来る。(上村松園「京のその頃」)
  2. 危険せまっていること。
    • 一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壤無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ
      教育勅語、1890年)

類義語

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