日本語

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語源

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古典日本語はやし」(早し)

形容詞

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はやい速い疾い捷い早い

  1. 単位時間あたりに進む距離大きいこと。また時間あたりの動作などの多いこと。
    • 路行く人を押しのけ、跳ねとばし、メロスは黒い風のように走った。野原で酒宴の、その宴席のまっただ中を駈け抜け、酒宴の人たちを仰天させ、犬を蹴とばし、小川を飛び越え、少しずつ沈んでゆく太陽の、十倍も早く走った。(太宰治走れメロス』)
  2. ある時間よりのこと。
    • 「おや、そう、それでなくっちゃ、こんなに早く叔父さんが出掛ける事はないわね。いつもなら今時分はまだ寝ていらっしゃるんだわ」(夏目漱石吾輩は猫である』)
  3. あまり時間が経過していない状態。
    • すると奥さんが私を引き留めて、もし早い方が希望ならば、今日でもいい、稽古から帰って来たら、すぐ話そうというのです。私はそうしてもらう方が都合が好いと答えてまた自分の室に帰りました。(夏目漱石こゝろ』)
  4. 時期がまだ適切ではないこと。
    • ある時間内の訓練が失敗に終ったとしてもあきらめてしまうのはまだ早い。(伊丹万作 『演技指導論草案』)
  5. (古用法) などの動きが激しい様子。

活用

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関連語

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翻訳

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