日本語 編集

この単語の漢字
きゃ
常用漢字
たつ
第一学年
重箱読み

名詞 編集

 
例:木の実を採るのに使われる脚立

(きゃたつ)

  1. 主に高い寄せるために使う、持ち運びできる踏み台
    • 支配人が懐中電燈をさしだしますと、脚立の上の店員は、それを受けとって、天井の穴から首をさし入れ、屋根裏のやみの中を、アチコチと見まわしました。(江戸川乱歩「少年探偵団」)〔1937年〕[1]
    • いまもその本郷の朝の景色が記憶に残っているが、まだ当時は電灯がなく、ガス灯の時代で、脚立をもった人夫が点灯して回る時代であった。(柳田国男「故郷七十年」)〔1958年〕[2]

翻訳 編集

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  1. 青空文庫(2016年3月4日作成)(底本:「怪人二十面相/少年探偵団」江戸川乱歩推理文庫、講談社、1987年9月25日第1刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/001779/files/56669_58756.html 2019年9月20日参照。
  2. 青空文庫(2018年6月27日作成)(底本:「故郷七十年」神戸新聞総合出版センター、2010年3月25日新装版)https://www.aozora.gr.jp/cards/001566/files/55742_65234.html 2019年9月20日参照。