kĩĩhindiĩ

キクユ語

発音^(?)

• IPA: /keehiⁿdie/

Benson (1964) における声調クラスの分類は「クラス9」である。

• 〔キアンブ方言〕湯川 (1981, 1985) では mũcura、mwera、thani、kagogo、kĩĩgamba と同じアクセントの型に分類されており、「高低II型」という呼称が与えられている。

• 〔リムル方言〕湯川 (1981:100) によると孤立形は [kèèhí^ńdìè] で、後ろに gĩĩkĩ〈この〉が続く場合も [kèèhí^ńdìè ɣééké]、後ろに gĩakwa〈私の〉が続く場合も [kèèhí^ńdìè ɣéákóá]、後ろに nĩ がある場合も [kèèhí^ńdìè né]、前に nĩ がある場合も [né kèèhí^ńdìè] であるが、前に ti がある場合は [tì kééhí^ńdìè] となるなど、前後に他の語が存在するか、存在する場合はどのような種類の語であるかによってアクセントの変動が見られる。なお、ti の高さについてはリムル方言と同じくキアンブ方言に属するナイロビ方言を調査した湯川 (1985:199) で高いと訂正されている。
• 〔ナイロビ方言〕湯川 (1985:194,199,201) で孤立形、後ろに gĩakwa、前に nĩ や ti がある場合について分析が行われているが、このうち前に nĩ がある場合に [né kééhì^ńdìè] となる点と ti が明確に高声調とされている点以外はリムル方言と同じである。

名詞

kĩĩhindiĩ クラス7（複数: ciĩhindiĩ）

1. ダイビング。潜水。
   • gwĩka kĩĩhindiĩ - 潜って泳ぐ（こと）