ndira
キクユ語
編集- IPA: /ndíːɾáꜜ/
- 〔キアンブ方言〕
- 〔リムル方言〕IPA: /ndíːɾǎꜜ/
- 湯川 (1981:92) によると孤立形は [ǹdìíɾà] で、後ろに ĩno〈この〉が続く場合も [ǹdìíɾà ènɔ́]、後ろに yakwa〈私の〉が続く場合も [ǹdìíɾà jáákòà]、後ろに nĩ がある場合も [ǹdìíɾà né] であるが、前に nĩ がある場合は [né ńdìíɾà]、前に ti がある場合は [tì ńdííɾà] となるなど、前後に他の語が存在するか、存在する場合はどのような種類の語であるかによってアクセントの変動が見られる[2]。なお、ti の高さについてはリムル方言と同じくキアンブ方言に属するナイロビ方言を調査した湯川 (1985:199) で高いと訂正されている[3]。湯川 (1981) では mũcura、mwera、rĩera、gĩathĩ、ndira、buubu、thani、kagogo、mũbira、kĩĩgamba、kĩĩhindiĩ などは同じ「高低II型」アクセントの名詞と分類されている[2]。
名詞
編集ndira クラス9/10(複数: ndira)
- 踵。
参照
編集脚注
編集- ↑ "ndira" in Benson, T.G. (1964). Kikuyu-English dictionary, p. 293. Oxford: Clarendon Press.
- ↑ 2.0 2.1 湯川恭敏 (1981).「キクユ語名詞アクセント試論――リムル方言について――」 『アジア・アフリカ言語文化研究』22, 75-123. 引用エラー: 無効な
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タグ; name "yy1981"が異なる内容で複数回定義されています - ↑ 湯川恭敏 (1985).「キクユ語名詞アクセント再論」 『アジア・アフリカ言語文化研究』29, 190-231.
参考文献
編集- Muiru, David N. (2007). Wĩrute Gĩgĩkũyũ: Marĩtwa ma Gĩgĩkũyũ Mataũrĩtwo Na Gĩthũngũ, pp. 11, 34.