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いぎたなし
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(
いきたなし
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目次
1
古典日本語
1.1
語源
1.2
形容詞
1.2.1
活用
古典日本語
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語源
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動詞「
いぬ
(寝る)」の連用形「い」+「
きたなし
」
形容詞
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いぎたなし
【
寝
汚
し、寝
穢
し】
眠り
つづけていてだらしがない。
ぐっすり
と眠っている。
いぎたなき
さまなどぞ、
あやしく
変はりて、
やうやう
見あらはしたまひて、
あさましく
心やまし
けれど、「人違へとたどりて見えむも、
をこがましく
、あやしと思ふべし、
本意
の人を尋ね寄らむも、
かばかり
逃るる心あめれば、
かひなう
、
をこ
に
こそ
思はめ」と
思す
。(『
源氏物語
・
空蝉
』)
ぐっすり眠っている様子が、
奇妙
に変わっていて、
ようやく
(
別人
だと)お判りになって、
ばかばかしく
面白くないことではあるが、「
人違い
だと
感付か
れるのも、間が抜けていて、おかしなことと思われるに違いない、
目当て
の人に
言い寄っ
たのに、これほど私から
逃げ
ようというのであれば、仕方が無いし、
おろか
と思われるだろう」とお思いになった。
活用
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基本形
語幹
未然形
連用形
終止形
連体形
已然形
命令形
活用の種類
いぎたなし
いぎたな
(-しく)
-しく
-し
-しき
-しけれ
○
シク活用
-しから
-しかり
○
-しかる
○
-しかれ