おもて【表】面(おもて)と同源。
- 外界と相互作用することをもっぱらとする平面や曲面。
- 片面に文字が書かれている紙は、文字のある面が表である。
- 片面から始まってもう片面へ続く文章が書かれている紙は、始まりの方が表である。
- 鏡や画面ならものを映す方が表である。
- 硬貨や紙幣のように恣意的に表が決められることもある。
- 外界と相互作用することをもっぱらとする方。
- 家の、玄関のある方。勝手口のある方に対していう。
- 武家の、公的な事務や儀式をするところ。
- 商家の、店がある方。
- 江戸時代の奥向の、外部と交渉して物資を調達する役。
- 家の外。
おもて【面】
- 頭部のうち目・鼻・口などがついている平面的な部分。顔面。
- 多量に集まった液体の、外気と触れている平面的な部分。水面。
- 《能楽》能楽で用いる面。
おもて【表】
- 場所や地名に付いて、ある方向に面している意やその方面である意を表す接尾辞。