きわまりない

日本語

語源

古典日本語「きはまりなし」 < 「きはまる」の連用形 + 接尾辞「なし」

発音

• (東京式) きわまりな​い [kìwámárínáꜜì] (中高型 – [5])
• IPA^(?): [kʲiɰᵝa̠ma̠ɾʲina̠i]
• (京阪式) きわまり​ない

形容詞

きわまりない【極まりない】

1. （名詞や形容動詞の語幹、「用言+こと」などについて）この上ない。限りが無い。はなはだしい。
   • 変転極まりない生涯
   • 残虐極まりない
   • 横柄なこと極まりない

活用と結合例

きわまりな-い 形容詞活用表（日本語の活用）

語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	仮定形	命令形
きわまりな	かろ	く かっ	い	い	けれ	(無し)

各活用形の基礎的な結合例

意味	語形	結合
推量・意志	きわまりなかろう	未然形 + う
否定形	きわまりなくない	連用形 + ない
過去・完了	きわまりなかった	連用形 + た
言い切り	きわまりない	終止形のみ
名詞化	きわまりないこと	連体形 + こと
仮定条件	きわまりなければ	仮定形 + ば
様態	きわまりなそうだ	語幹 + そうだ