ぐず

くす および くず も参照。

日本語

名詞

ぐず【愚図:当て字】

1. （口語）ぐずぐずしていて、やることの遅い人、特に子ども。
   • 自分で自分のことを言うのも変ですが、生来（うまれつき）、頭脳^(あたま)はそんなに悪いとは思いませんけれど、至って挙動が鈍く手先が不器用ですから、小学校時代には「のろま」中学校時代には「愚図^(ぐず)」という月並な綺名（あだな）を貰いました。（w:小酒井不木 『痴人の復讐』）

形容動詞

1. ぐずぐずしていて、やることの遅いさま。

活用

活用と結合例

ぐず-だ 形容動詞活用表（日本語の活用）

ダ活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	仮定形	命令形
ぐず	だろ	だっ で に	だ	な	なら	(無し)

各活用形の基礎的な結合例

意味	語形	結合
推量・意志	ぐずだろう	未然形 + う
過去・完了	ぐずだった	連用形 + た
否定形	ぐずでない	連用形 + ない
自動詞化	ぐずになる	連用形 + なる
言い切り	ぐずだ	終止形のみ
名詞化	ぐずなこと	連体形 + こと
仮定条件	ぐずならば	仮定形 + ば
様態	ぐずそうだ	語幹 + そうだ