日本語

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名詞

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の照り焼き

てりやき(り)き】

  1. 醤油を基本にして砂糖味醂などを加えた甘い垂れ食材塗り、表面に照り)を出して焼く調理法。または、そのように調理された料理
    • 残肴の揚げものはぜひ二、三片でもいい、家に持って帰れば、家族がどんなに喜ぶか知れない。甘だいの大きな照り焼きの残ったものなど、菜っ葉や豆腐といっしょに煮て食べるといったように、一家を楽園にする道もある。(北大路魯山人「残肴の処理」)〔1935年〕[1]
    • 子供のときから、蝗はふんだんに食ってきた。蜂の子も珍重した。また赤蛙の照り焼きは、牛肉よりもおいしいと思ってきたのである。(佐藤垢石「ザザ虫の佃煮」)〔1942年〕[2]

類義語

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翻訳

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  1. 青空文庫(2009年12月3日作成)(底本:「魯山人の美食手帖」グルメ文庫、角川春樹事務所、2008年4月18日第1刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/001403/files/49978_37672.html 2018年4月23日参照。
  2. 青空文庫(2007年5月2日作成)(底本:「垢石釣り随筆」つり人ノベルズ、つり人社、1992年9月10日第1刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/001248/files/46816_26794.html 2019年3月22日参照。