古典日本語「なまじひ」 < 「なま」(生) + 「しふ」(強ふ)
なまじ【憖】
- 十分な成果の期待できない状態で物事を無理にするさま。
- 不十分で中途半端なさま。
なまじ【憖】
- 不十分で中途半端なさま。
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
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推量・意志 |
なまじだろう |
未然形 + う
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過去・完了 |
なまじだった |
連用形 + た
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否定形 |
なまじでない |
連用形 + ない
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自動詞化 |
なまじになる |
連用形 + なる
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言い切り |
なまじだ |
終止形のみ
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名詞化 |
なまじなこと |
連体形 + こと
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仮定条件 |
なまじならば |
仮定形 + ば
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様態 |
なまじそうだ |
語幹 + そうだ
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