日本語

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鵺(空想上の動物)歌川国芳による浮世絵

名詞

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ぬえ

  1. 空想上の動物。胴体たぬき尻尾しっぽ手足でトラツグミの様な声で鳴く。
    • (略)城のその屋根の上へ、山も見えぬのに、が乗って来そうな雲が、真黒な壁で上から圧附けるばかり、鉛を熔かして、むらむらと湧懸って来たろうではないか。(泉鏡花『南地心中』)
  2. 複数のものが混合されて出来上がったもの。
    • 口頭伝承と、言語とは、別なものである。そして後者は、段々時代の経るに従うて変化して行くもので、民族が古ければ古い程、多く変化する。が、口頭伝承の方は、一部分は、時代と調和するが、段々時代の経過するにつれて、其処に変な、のやうな文章が出来上る。(折口信夫『古代に於ける言語伝承の推移』)
  3. 正体がよくわからなかったり、曖昧なもの、こと。
  4. トラツグミの異称。

関連語

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語義2

  1. キメラキマイラ