よりあい

日本語

動詞

よりあい

1. 「よりあう」の連用形。

名詞

よりあい【寄り合い】

1. よりあうこと。会合をすること。
2. 中世後期の共同体所属の構成員による評議・談合の場。
3. 鎌倉幕府後期における事実上の最高意思決定機関。寄合衆。
4. 江戸時代、3000石以上の旗本で役についていないこと。旗本寄合席
5. 連歌・俳諧における、前句と付句を関係付ける契機となる言葉や物どうしの縁。

動詞

活用と結合例

よりあい-する 動詞活用表（日本語の活用）

サ行変格活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	仮定形	命令形
よりあい	し せ さ	し	する	する	すれ	しろ せよ

各活用形の基礎的な結合例

意味	語形	結合
否定	よりあいしない	未然形 + ない
否定(古風)	よりあいせず	未然形 + ず
自発・受身 可能・尊敬	よりあいされる	未然形 + れる
丁寧	よりあいします	連用形 + ます
過去・完了・状態	よりあいした	連用形 + た
言い切り	よりあいする	終止形のみ
名詞化	よりあいすること	連体形 + こと
仮定条件	よりあいすれば	仮定形 + ば
命令	よりあいしろ よりあいせよ	命令形のみ