ます
マス も参照。
日本語
編集名詞:升・斗・桝・枡
編集動詞
編集助動詞
編集ます
発音
編集- ます
- 例外的に文末においても母音無声化が生じる。文末以外では基本的な規則に準じる。この語で言い切るもので、疑問文や方言で語尾を上げて発音する場合は母音もはっきりと発音される。
- この語が接続すると接続する語のアクセント型に関わらずアクセントが変化する。ただし二語の成分に分解可能でかつ前半の成分に下がり目がある語の場合はもともとの語のアクセントを保持する。例えば「恐れ入る」、「喚起する」などはアクセントを保持する。
- 「ます」や「ました」の場合は助動詞の第一モーラにアクセント核が移動する。例えば「た↗べ↘る」は「た↗べま↘す」や「た↗べま↘した」となり、「き↘る」は「き↗りま↘す」や「き↗りま↘した」となる。
- 「ましょう」や「ません」の場合は助動詞の第二モーラにアクセント核が移動する。例えば「た↗べ↘る」は「た↗べましょ↘ー」や「た↗べませ↘ん」となり、「き↘る」は「き↗りましょ↘ー」や「き↗りませ↘ん」となる。
関連語
編集註
編集- ↑ 青空文庫(2005年6月13日作成、2005年11月22日修正)(底本:「墨汁一滴」岩波文庫、岩波書店、1998年1月5日第35刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000305/files/1897_18672.html 2018年4月2日参照。
- ↑ 青空文庫(2012年12月18日作成)(底本:「宮本武蔵(三)」吉川英治歴史時代文庫、講談社、2010年1月5日第44刷発行。「宮本武蔵(四)」吉川英治歴史時代文庫、講談社、2003年1月30日第39刷発行。「宮本武蔵(五)」吉川英治歴史時代文庫、講談社、2002年10月8日第36刷。)https://www.aozora.gr.jp/cards/001562/files/52399_49787.html 2018年4月2日参照。
- ↑ 青空文庫(2003年6月12日作成、2016年2月7日修正)(底本:「夜の靴・微笑」講談社文芸文庫、講談社、1995年1月10日第1刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000168/files/3511_11037.html 2018年4月6日参照。
- ↑ 青空文庫(2009年12月28日作成)(底本:「回想 子規・漱石」岩波文庫、岩波書店、2006年9月5日第5刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/001310/files/47741_37678.html 2018年4月6日参照。
- ↑ 青空文庫(2002年12月17日作成、2011年2月18日修正)(底本:「小出楢重随筆集」岩波文庫、岩波書店、1987年8月17日第1刷発行。「小出楢重全文集」五月書房、1981年9月10日。)https://www.aozora.gr.jp/cards/000259/files/3553_8140.html 2018年4月2日参照。
- ↑ 青空文庫(2013年7月4日作成、2016年7月1日修正)(底本:「俳句の作りよう」角川ソフィア文庫、角川書店、2009年7月25日初版)https://www.aozora.gr.jp/cards/001310/files/55510_51028.html 2018年4月1日参照。
- ↑ 青空文庫(2016年9月21日作成)(底本:「黒蜥蜴」江戸川乱歩推理文庫、講談社、1987年9月25日第1刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/001779/files/57405_60036.html 2018年4月1日参照。
- ↑ 青空文庫(2010年11月26日作成)(底本:「浅沼稲次郎 私の履歴書ほか」日本図書センター、1998年8月25日第1刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/001487/files/51165_41909.html 2018年4月1日参照。
- ↑ 青空文庫(1999年11月25日公開、2005年12月10日修正)(底本:「山岳紀行文集 日本アルプス」岩波文庫、岩波書店、1994年5月16日第5刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000027/files/523_20730.html 2018年4月1日参照。
- ↑ 青空文庫(2015年2月20日作成)(底本:「新編中原中也全集 第四巻 評論・小説」角川書店、2003年11月25日初版)https://www.aozora.gr.jp/cards/000026/files/55717_56072.html 2018年4月1日参照。