- (東京式) ふなれ [fúꜜnàrè] (頭高型 – [1])
- IPA(?): [ɸɯ̟ᵝna̠ɾe̞]
不慣れ(ふなれ)
- 慣れていないこと。また、そのさま。
- この牛店は開店してまだ間もないと見えて見掛けは至極よかッたが、裏へ這入ッて見ると大違い、尤も客も相応にあッたが、給事の婢が不慣れなので迷惑く程には手が廻わらず、帳場でも間違えれば出し物も後れる。(二葉亭四迷『浮雲』1887年)
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
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推量・意志 |
不慣れだろう |
未然形 + う
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過去・完了 |
不慣れだった |
連用形 + た
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否定形 |
不慣れでない |
連用形 + ない
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自動詞化 |
不慣れになる |
連用形 + なる
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言い切り |
不慣れだ |
終止形のみ
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名詞化 |
不慣れなこと |
連体形 + こと
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仮定条件 |
不慣れならば |
仮定形 + ば
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様態 |
不慣れそうだ |
語幹 + そうだ
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