忸怩 (じくじ)
- 深く恥じ入る様子。
忸怩 (じくじ)
- 深く恥じ入るさま。
- 杞憂が晴れると、徒らに事件を小説的に眺めようとした僕等の態度が却って浅はかに思い做され、省みて忸怩とした。(辰野隆 『感傷主義 X君とX夫人』)
- 徒らに歳月矢の如く逝きて今は全くの白頭になったが、その間何一つでかした事もないので、この年少時代に書いた満々たる希望に対して転た忸怩たらざるを得ない。(牧野富太郎 『牧野富太郎自叙伝』)
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
|
自動詞化 |
忸怩とする |
連用形 + する
|
名詞化 |
忸怩たること |
連体形 + こと
|