日本語

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動詞

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する (いする)

  1. (他動詞, 文章語) 慰める慰安する。
    • 1928年、市島春城「読書八境」[1]
      何といふても書物の外には友はない、無聊を慰するものとてはこれより外にはない。古人の書を読んで益を得るのは此時にある。
    • 1948年、加藤吉太夫、第3回国会衆議院[2]
      […]少くとも農民が過労を慰するために酒一ぱい晩酌に飲もうというのには、三百五十円くらいまでの値段でなければ酒は飲むことができない。

活用

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慰-する 動詞活用表日本語の活用
サ行変格活用
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 仮定形 命令形


する する すれ せよ
しろ
各活用形の基礎的な結合例
意味 語形 結合
否定 慰しない 未然形 + ない
否定 慰せず 未然形 +
自発・受身
可能・尊敬
慰される 未然形 + れる
丁寧 慰します 連用形 + ます
過去・完了・状態 慰した 連用形 +
言い切り 慰する 終止形のみ
名詞化 慰すること 連体形 + こと
仮定条件 慰すれば 仮定形 +
命令 慰せよ
慰しろ
命令形のみ
  1. 青空文庫、2001年9月12日公開、2004年2月6日修正(底本:「日本の名随筆36 読」作品社、1991(平成3)年9月1日第10刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000412/files/3607_14559.html
  2. 「第3回国会 衆議院 農林委員会 第5号 昭和23年11月17日」国会会議録検索システム https://kokkai.ndl.go.jp/txt/100304988X00519481117/59 2022年12月2日参照。