日本語 編集

成句 編集

梅雨夕晴れ(つゆのゆうばれ)

  1. 梅雨の時期夕方晴れ間見せて翌日にまた降ること。当てにならないことのたとえ
    • ふつと空をあおぐと、西の空が赤くそまつている。梅雨の夕晴れである。――太田瓢一郎『旅に出た若様』小説刊行会、1960年8月、25頁。
    • 朝は持って行く、雨が降っているから。夕方例の梅雨の夕晴れ、荷物のきらいな私はそれで会社に置いてきてしまうのである。――夏目通利『ある総務部長の日記』ダイヤモンド社〈Executive books〉、1965年11月、83頁。

異表記・別形 編集

  • 梅雨の夕晴れは雨[1]
  • ナガセ(梅雨)の夕晴れは、当てにするな。[2]

類義語 編集

出典 編集

  1. 吉持昭「筑豊気象俚諺」『気象』第226号、日本気象協会、1976年2月、 9頁。
  2. 大分県文化財調査報告』第22・23輯、大分県教育委員会、1971年12月、137頁。

参考 編集