漿

漢字

漿

字源

形声。「水」+音符「將 /*TSANG/」。

意義

こんず。
1. 雑穀を原料とした酢。
2. 米汁、おもゆ。
飲料。
どろりとした液体状のもの。
- 血漿
(現代中国:「糨」　jiàng)洗濯糊。
(現代中国)衣服を糊付けする。

日本語

発音^(?)

音読み
- 呉音 : ソウ(サゥ)
- 漢音 : ショウ(シャゥ)
訓読み
おもゆ、こんず、しる、のみもの

熟語

錨酢漿（いかりかたばみ）
竜葵（うみほおずき）
鉄漿（おはぐろ、かね、てっしょう、はぐろ）
- 鉄漿蜻蛉（おはぐろとんぼ、はぐろとんぼ）
- 鉄漿親（かねおや）
- 鉄漿黒（かねぐろ）
- 鉄漿染め（かねぞめ）
- 鉄漿付け（かねつけ）
- 鉄漿付蜻蛉（かねつけとんぼ）
- 鉄漿付け筆（かねつけふで）
- 鉄漿吐き（かねはき）
- 鉄漿始め（かねはじめ）
- 鉄漿筆（かねふで）
- 付け鉄漿（つけがね）
- 付子鉄漿（ふしかね）
- 五倍子鉄漿（ふしかね）
- 付子鉄漿染（ふしかねぞめ）
- 紅鉄漿（べにかね）
酸漿（かがち、ぬかずき、ほおずき）
- 赤酸漿（あかかがち）
- 刺酸漿（いがほおずき）
- 毬酸漿（いがほおずき）
- 犬酸漿（いぬほおずき）
- 海酸漿（うみほおずき）
- 丹波酸漿（たんばほおずき）
- 薙刀酸漿（なぎなたほおずき）
- 裸酸漿（はだかほおずき）
- 酸漿市（ほおずきいち）
- 酸漿貝（ほおずきがい）
- 酸漿提灯（ほおずきちょうちん）
- 溝酸漿（みぞほおずき）
- 目白酸漿（めじろほおずき）
酢漿草（かたばみ）
- 叡山酢漿草（えいざんかたばみ）
- 酢漿草藻（かたばみも）
- 剣酢漿草
- 深山酢漿草（みやまかたばみ）
- 紫酢漿草（むらさきかたばみ）
岩漿
求漿得酒
草酢漿（くさかたばみ）
軍配酸漿
桂漿
血漿
- 乾燥血漿
- 精液血漿
- 代用血漿
濃漿（こくしょう、こんず）
- 天の濃漿
ゴム漿
主漿署
漿液
- 漿液膜
漿果
漿剤
漿酒霍肉
漿尿膜
漿膜
神漿
水漿
精漿
千成酸漿
箪食壺漿
箪食瓠漿
泥漿
痘漿
肉漿
脳漿
- 脳漿を絞る
酪漿

成句

中国語

ローマ字表記
- 普通話
  - ピンイン: jiāng (jiang1), jiàng (糨　jiang4)
  - ウェード式: chiang¹, chiang⁴
- 広東語
  - イェール式: jeung1

熟語

朝鮮語

ハングル: 장
音訓読み: 미음 장
- 文化観光部2000年式: jang
- マッキューン＝ライシャワー式: chang
- イェール式: cang

熟語

コード等

Unicode
- 16進：6F3F
- 10進：28479
JIS X 0208(-1978,1983,1990)
- JIS
  - 16進：5E79
- Shift JIS
  - 16進：9FF7
- 区点：1面62区89点
四角号碼 : 2723₂
倉頡入力法 : 女戈水 (VIE)

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