字源

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  • 1805年宇田川玄真が『医範堤綱』にて、「膵臓 (wp)」を指し示すために創作した文字。膵臓は、そもそも和漢の解剖学の知識においては認識がなく、日本においては、1774年出版『解体新書』にて初めて特定の臓器として認識されたが、適当な名称がなくオランダ語"alvleesklier"から「大機里爾」と表された。玄真は『医範堤綱』出版にあたり、膵臓のラテン語名は、"pancreas"であり、古代ギリシア語"πάνκρέας"を語源とし、これは、接頭辞"πάν-"(全ての="pan-"、蘭"al-<alles")+"κρέας"(肉、臓器 cf.蘭"vlees")であることから、「月(=)」に「(優れたものを)集める」の意を有する「(cf.抜萃=抜粋)」を組み合わせ文字を創作し、「スイ」の音を当てた(なお、玄真は"klier"に対して「」の文字をやはり造字し、命名している)。中国においても清末に一時期用いられたが、現在では、「」を用い「胰臓(簡体字:胰脏)」と称する。

意義

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  1. 内臓器のひとつ。


日本語

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発音(?)

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熟語

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中国語

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熟語

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朝鮮語

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熟語

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コード等

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