腺
漢字
字源
編集- 江戸期の蘭学者宇田川玄真が、オランダ語klierの訳として「造字」したもの。体液が「泉」のように湧き出ることから、「月(=肉)」と「泉」を組み合わせ、「泉」の音をとって「セン」と称した。会意的造字法によるが、会意形声的ともいえる(本来の会意形声ではないが)。現在では、中国でもこの字を、分泌器官の意味で使用しており、韓国でも、本字が音のもとである"선(seon)"と称している。
意義
編集日本語
編集常用漢字
編集音 |
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名詞
編集熟語
編集中国語
編集朝鮮語
編集- ハングル: 선
- 音訓読み: 샘 선
- 文化観光部2000年式: seon
- マッキューン=ライシャワー式: sŏn
- イェール式: sen
名詞
編集- (解剖学) 腺。
文字情報
編集
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- | |
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日 |
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中 |
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台 | |
韓 |
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漢点字 | 六点漢字 |
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諸橋大漢和辞典 (修訂第2版) | 29746 |
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新潮日本語漢字辞典 (2008) | 9643 |
角川大字源 (1992) | 7951 |
講談社新大字典 (1993) | 13254 |
大漢語林 (1992) | 4817 |
三星漢韓大辞典 (1988) | 1442ページ, 15文字目 |
漢語大字典 (1986-1989) | 3巻, 2097ページ, 5文字目 |