読書三到
日本語
編集成句
編集- 書物の内容をよく理解するには、まず目でよく見て、次に口で朗読し、さらに心を集中して会得する必要があることをいう。三到。
- 支那人は昔から読書三到と言つた。第一に口到である。盛に読めと言ふのである。第二に眼到である。眼でその字句を玩味記憶せよといふのである。最後に心到である。沈思瞑想、眼光紙背に徹して始めて古聖人と相語ることが出来るといふのである。――若月松之助『画を見る手引』地人社、1917年11月、42頁。
由来
編集- 朱熹『訓学斎規・読書写文字』より
- (白文)余嘗謂読書有三到謂心到眼到口到心不在此則眼不看子細心眼既不専一却只漫浪誦読決不能記記不能久也三到之中心到最急心既到矣眼口豈不能到乎