日本語編集

動詞編集

じる (こうじる)

  1. (他動詞) 講義をする。
    • 1932年、井上哲次郎「明治哲学界の回顧」[1]
      国民道徳のことをいうものは明治の初年からあったけれど、これを一箇の学として講じなければならぬようになったのは、明治の末年からである。
    • 1947年、坂口安吾「不連続殺人事件」[2]
      この老僧は戦争前まで大学で印度哲学史を講じていた日本著名な仏教学者で、この村の出身だった。
  2. (他動詞) ある手段をとる。
    • 1932年、下村千秋「飢餓地帯を歩く」[3]
      青森県庁では、いま、あらゆる努力と方法とで、救済方法を講じている。
    • 1943年、江戸川乱歩「偉大なる夢」[4]
      ウム、よろしい、あらゆる手段を講じて、その設計図をワシントンに送る。

活用編集

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  1. 青空文庫(2008年5月21日作成)(底本:「現代日本思想大系 24 哲学思想」筑摩書房、1975(昭和50)年5月30日初版第9刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000420/files/47844_31646.html
  2. 青空文庫(2016年9月9日作成)(底本:「坂口安吾全集11」ちくま文庫、筑摩書房、1990(平成2)年7月31日第1刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/001095/files/42626_60035.html
  3. 青空文庫(2012年3月26日作成)(底本:「土とふるさとの文学全集 7」家の光協会、1976(昭和51)年7月20日発行)https://www.aozora.gr.jp/cards/001205/files/48288_47393.html
  4. 青空文庫(2021年9月27日作成)(底本:「江戸川乱歩全集 第14巻 新宝島」光文社文庫、光文社、2004(平成16)年1月20日初版1刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/001779/files/57531_74232.html