日本語

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名詞

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(あうん)

  1. 「阿」は梵語の十二母韻の初韻で開声、「吽」は閉口の終声で合声。これが字音の最初と最後にあることにより両極を意味し、一切の文字音響は、この二つの間にあり、また万有もすべてこの二つの間に包摂されるといわれる。
  2. (仏教) 「阿」は万有発生の根源理体。「吽」は万有終極の究竟智徳法界の始と終。
  3. (仏教) 「阿」は平等理界胎蔵界大日如来、「吽」は差別シャベツ智界金剛界大日如来。平等と差別。
  4. (仏教) 「阿」は大日如来の種字、「吽」は金剛薩睡の種字。
  5. (仏教) 「阿」は菩提、「吽」は涅槃
  6. (仏教) の出入り。呼吸。「阿」は出息暖気、胎蔵界の理。「吽」は入息冷気、金剛界の智。
  7. 物を相対、対比すること。
  8. 阿吽の二天、阿吽の二王のこと。又、寺社の前に、口を開いたのと閉じたのと二つの石獅子狛犬などを配したもの。
  9. 息を詰めあるいは掛け声をかけて力を籠めるさま。

語源

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中国語

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名詞

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 àhōng

  1. (日本語に同じ)