- (東京式) きゅうきょー [kyùúkyóó] (平板型 – [0])
- IPA(?): [kʲɨᵝːkʲo̞ː]
- (東京式) くっきょー [kùkkyóó] (平板型 – [0])
- IPA(?): [kɯ̟ᵝk̚ʲkʲo̞ː]
- (東京式) くきょー [kùkyóó] (平板型 – [0])
- IPA(?): [kɯ̟ᵝkʲo̞ː]
究 竟
- (きゅうきょう、くっきょう、くきょう)極まり行き着くこと、またその所。
- 学問も事業も究竟の目的は人情のためにするのだ。(和辻哲郎 『初めて西田幾多郎の名を聞いたころ』)
- (くきょう)(仏教)絶対で最上であること。
究 竟(きゅうきょう、くっきょう)
- とどのつまり、結局、畢竟。
- しばしば、「つまり」と訓ずる。
- 気の毒な思をしてお前との約束を変易するのも、私たちが一人娘を他へ遣つて了ふのも、究竟は銘々の為に行末好かれと思ふより外は無いのだ。(尾崎紅葉 『金色夜叉』)
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
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否定 |
究竟しない |
未然形 + ない
|
否定(古風) |
究竟せず |
未然形 + ず
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自発・受身 可能・尊敬 |
究竟される |
未然形 + れる
|
丁寧 |
究竟します |
連用形 + ます
|
過去・完了・状態 |
究竟した |
連用形 + た
|
言い切り |
究竟する |
終止形のみ
|
名詞化 |
究竟すること |
連体形 + こと
|
仮定条件 |
究竟すれば |
仮定形 + ば
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命令 |
究竟しろ 究竟せよ |
命令形のみ
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