おも

日本語

名詞・形容動詞

おも【主】

1. 主であること、専らであること、肝心、肝要。
   • 戦争中も近海捕鯨は大いにやってたそうだが、近海でとれるのはマッコー鯨とミンク鯨が主だ。（坂口安吾 『安吾の新日本地理 伊達政宗の城へ乗込む―仙台の巻―』）

活用

活用と結合例

おも-だ 形容動詞活用表（日本語の活用）

ダ活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	仮定形	命令形
おも	だろ	だっ で に	だ	な	なら	(無し)

各活用形の基礎的な結合例

意味	語形	結合
推量・意志	おもだろう	未然形 + う
過去・完了	おもだった	連用形 + た
否定形	おもでない	連用形 + ない
自動詞化	おもになる	連用形 + なる
言い切り	おもだ	終止形のみ
名詞化	おもなこと	連体形 + こと
仮定条件	おもならば	仮定形 + ば
様態	おもそうだ	語幹 + そうだ

派生語

• おもに
• おもな
• おもだった

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古典日本語

名詞:母

おも【母】

1. (家族) はは。
2. 乳母。

類義語

• あも

名詞:面

おも【面】

1. 顔、顔つき、容貌。
2. 上辺、表面。

派生語

• おもだち
• おもて
• おもはゆし

名詞:重・主

おも【重・主】

1. 重いこと、重みがあること。
2. 主であること、専らであること、肝心、肝要。

派生語

• おもだつ