古典日本語

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動詞

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おもほゆほゆ】

  1. おもれる。
    • ば子ども思ほゆ栗食めばましてしのいづくより来りしものぞまなかひもとなかかりてやすいしなさぬ(山上憶良『子等を思ふ歌一首、また序』 万葉集
      瓜を食べれば、(食べさせてやりたいと)子供たちのことがおもわれる、栗を食べればなおさら偲ばれる。(子供は)どこからの賜りものなんだろう、(離れていると)まぶたの裏にむやみに出てきて、ゆっくり寝ることもできない。
おもほ-ゆ 動詞活用表日本語の活用
ヤ行下二段活用
語幹未然形連用形終止形連体形已然形命令形
おもほ ゆる ゆれ えよ