古典日本語「おろそか」 < 「おろ」(粗の変化) + 接尾辞「そか」
おろそか【疎か、疏か、忽か】
- 無視していいものとして扱うさま。いい加減に扱うさま。重んじるべきものを軽んじるさま。
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
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推量・意志 |
おろそかだろう |
未然形 + う
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過去・完了 |
おろそかだった |
連用形 + た
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否定形 |
おろそかでない |
連用形 + ない
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自動詞化 |
おろそかになる |
連用形 + なる
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言い切り |
おろそかだ |
終止形のみ
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名詞化 |
おろそかなこと |
連体形 + こと
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仮定条件 |
おろそかならば |
仮定形 + ば
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様態 |
おろそかそうだ |
語幹 + そうだ
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- (東京式) おろそか [òróꜜsòkà] (中高型 – [2])
- IPA(?): [o̞ɾo̞so̞ka̠]
「おろ」(粗の変化) + 接尾辞「そか」
おろそか【疎か】
- いい加減だ
- まばらだ。
- 拙い
- 粗末だ。簡素だ。
基本形 |
語幹 |
未然形 |
連用形 |
終止形 |
連体形 |
已然形 |
命令形 |
活用の種類
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おろそかなり
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おろそか
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-なら
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-なり
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-なり
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-なる
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-なれ
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-なれ
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ナリ活用
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-に
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