古典日本語「さかしら」 < 「さかし」 + 接尾辞「ら」
- (東京式) さかしら [sàkáshírá] (平板型 – [0])
- IPA(?): [sa̠ka̠ɕiɾa̠]
さかしら【賢しら】
- 利口そうに振る舞うこと。また、そのさま。
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
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推量・意志 |
さかしらだろう |
未然形 + う
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過去・完了 |
さかしらだった |
連用形 + た
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否定形 |
さかしらでない |
連用形 + ない
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自動詞化 |
さかしらになる |
連用形 + なる
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言い切り |
さかしらだ |
終止形のみ
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名詞化 |
さかしらなこと |
連体形 + こと
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仮定条件 |
さかしらならば |
仮定形 + ば
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様態 |
さかしらそうだ |
語幹 + そうだ
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「さかし」 + 接尾辞「ら」
さかしら【賢しら】
- (現代語に同じ)さかしら。
- 御節介。
- 密告。告げ口。
基本形 |
語幹 |
未然形 |
連用形 |
終止形 |
連体形 |
已然形 |
命令形 |
活用の種類
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さかしらなり
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さかしら
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-なら
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-なり
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-なり
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-なる
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-なれ
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-なれ
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ナリ活用
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-に
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