なみ 【波、浪、濤】
- 主に液体の表面に生ずる、上下方向の振動。特に、海の表面の振動。波浪。
- 然し大きな波は、川崎船と本船を、ガタンコの両端にのせたように、交互に激しく揺り上げたり、揺り下げたりした。(小林多喜二『蟹工船』)
- 調子などの浮き沈み。上下動。
東京アクセント編集
- な↗み
京阪アクセント編集
- な↘み
なみ【並、並み】
- 普通。平常。平均的。ありふれていること。
- 秀でた点を持たないこと。目立っていないこと。
- 【並】(接尾辞的)~の並び。
- 【並】(接尾辞的)~に匹敵すること。~として標準的なこと。
- 子爵は財政が割合に豊かなので、嫡子に外国で学生並の生活をさせる位の事には、さ程困難を感ぜないからである。(森鴎外『かのように』)
東京アクセント編集
- な↗み
京阪アクセント編集
- ↗なみ