日本語

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動詞

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はぜるぜる、ぜる】

  1. 種子が熟すなどして、弾け飛ぶ。
    • 鳳仙花の種子を採集するには、蟋蟀を捉えるのと同じ程度の細心さがなくてはならない。なぜかというに、この草の実は苞形(つとがた)の外殻(から)に包まれていて、この苞の敏感さは、人間の指さきがどうかした拍子にその肌に触れると、さも自分の清浄さを汚されでもしたかのように急に爆ぜわれて、なかに抱いている小坊主の種子を一気に弾き飛ばしてしまうからだ。薄田泣菫 『艸木虫魚』
  2. 炎の熱による小爆発によって、バチバチと勢いのよい音を立てたり、ものが飛んだりする。
    • ... あの川開きが催されるようになりましてからは、めめしい貴族的なたなばた流しよりも、むやみとパンパンはぜる花火のほうが江戸っ子の唐竹(からたけ)気性にずっとかないましたものか、年一年と花火にお株を奪われまして、 ... 佐々木味津三 『右門捕物帖 へび使い小町』

活用

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