日本語

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動詞

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する (けいする)

  1. (他動詞, 文章語) (「~を刑する」の形で)~に刑罰を与える。~を処刑する。
    • 1922年、南方熊楠「十二支考」[1]
      西暦二五〇年ローマ帝デキウス盛んにキリスト教徒を刑した時、帝に仕えた若者七人キリスト教を棄つるを厭い、エフェスス近傍の洞中に匿れ熟睡二百年に渉った。
    • 2009年、松浦大悟、第171回国会参議院[2]
      刑事裁判では、百人の罪人を放免するとも一人の無辜の民を刑するなかれという推定無罪の原則が採用されております。

活用

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刑-する 動詞活用表日本語の活用
サ行変格活用
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 仮定形 命令形


する する すれ せよ
しろ
各活用形の基礎的な結合例
意味 語形 結合
否定 刑しない 未然形 + ない
否定 刑せず 未然形 +
自発・受身
可能・尊敬
刑される 未然形 + れる
丁寧 刑します 連用形 + ます
過去・完了・状態 刑した 連用形 +
言い切り 刑する 終止形のみ
名詞化 刑すること 連体形 + こと
仮定条件 刑すれば 仮定形 +
命令 刑せよ
刑しろ
命令形のみ
  1. 青空文庫、2009年5月4日作成、2016年5月23日修正(底本:「十二支考(下)〔全2冊〕」岩波文庫、岩波書店、1997(平成9)年10月6日第10刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000093/files/2541_35099.html
  2. 「第171回国会 参議院 法務委員会 第10号 平成21年4月23日」国会会議録検索システム https://kokkai.ndl.go.jp/txt/117115206X01020090423/12 2022年10月6日参照。