尻子玉を抜く(しりこだまをぬく)
- 子供が川で泳いでいると、河童が来て尻子玉を抜いて臓腑を食うという俗信。
- 何いろおとこ手前のいろ男はどんなだろふなたしかにりうくうの使はんといふもんだろふ其心はもちが好きだ尻こだまをぬかれねへよふにしや――梅暮里谷峨「傾城買二筋道」『滑稽名作集』上、博文館〈帝国文庫〉、1910年1月、5版、957頁。
- 『古今俚諺類聚』第1類、岡本経朝編纂、岡本経朝・坂田猪作、1893年9月、163頁。
- 『故事・俗信 ことわざ大辞典』尚学図書編集、小学館、1982年2月、596頁。