招じる

日本語

動詞

招じる (しょうじる)

1. (他動詞) まねく。
   • 1910年、岩野泡鳴「泡鳴五部作」

     義雄は加藤を有馬の客間に招じ、勝手にがらす窓を明けて涼しい夜風を通し、渠を勇にも紹介した。

   • 1936年、野村胡堂「銭形平次捕物控」

     ガラッ八はそう言いながら、入口に待たしておいた、十八九の娘を招じ入れました。

活用

活用と結合例

招-じる 動詞活用表（日本語の活用）

ザ行上一段活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	仮定形	命令形
招	じ	じ	じる	じる	じれ	じろ じよ

各活用形の基礎的な結合例

意味	語形	結合
否定	招じない	未然形 + ない
意志・勧誘	招じよう	未然形 + よう
丁寧	招じます	連用形 + ます
過去・完了・状態	招じた	連用形 + た
言い切り	招じる	終止形のみ
名詞化	招じること	連体形 + こと
仮定条件	招じれば	仮定形 + ば
命令	招じろ 招じよ	命令形のみ

類義語

• 請じる