架す(かす)
- (橋や空中線など)2点間をわたす。
- 勧進元は、祇園の僧行恵という者で、四条大橋を架すための浄財をあつめるのが主目的であり、役者も新座本座の一流をよりすぐった大興行であったのだ。(吉川英治 『私本太平記 黒白帖』)
- 建物(の骨組み)を組み立てる。
「架する」の変化
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
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否定 |
架さない |
未然形 + ない
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意志・勧誘 |
架そう |
未然形音便 + う
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丁寧 |
架します |
連用形 + ます
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過去・完了・状態 |
架した |
連用形音便 + た
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言い切り |
架す |
終止形のみ
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名詞化 |
架すこと |
連体形 + こと
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仮定条件 |
架せば |
仮定形 + ば
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命令 |
架せ |
命令形のみ
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- か↘す