検鏡 (けんきょう)
- 顕微鏡で検査すること。
- (医学) (1のうち特に)医師や技師が検体を顕微鏡を使って詳しく調べること。
- ○新橋停車場の結核菌 東京府技師遠山某が過日密かに新橋停車場に至り構内に吐散しある啖を集め検鏡せしに多数の肺結核菌を発見せりといえり。(村井弦斎『食道楽秋の巻』「第214汽車の衛生」1903年)
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
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否定 |
検鏡しない |
未然形 + ない
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否定(古風) |
検鏡せず |
未然形 + ず
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自発・受身 可能・尊敬 |
検鏡される |
未然形 + れる
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丁寧 |
検鏡します |
連用形 + ます
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過去・完了・状態 |
検鏡した |
連用形 + た
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言い切り |
検鏡する |
終止形のみ
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名詞化 |
検鏡すること |
連体形 + こと
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仮定条件 |
検鏡すれば |
仮定形 + ば
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命令 |
検鏡しろ 検鏡せよ |
命令形のみ
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